XQuik IIIシリーズ/シンアペックス

画像引用元:シンアペックス（https://shinapex.co.jp/news/denshi/product/xquik/xquik-iii/）

「XQuik III」は、リール内の電子部品をわずか数秒で計数する、X線検査方式を採用したリール部品カウンターです。電子部品の自動化が進む中、正確で効率的な部品管理は製造業における大きな課題です。XQuik IIIは、そのニーズに応えるべく設計されており、手動作業のミスを減らし、生産性の向上を実現します。

ここでは、X線部品カウンター「XQuik III」の特徴を調査しまとめました。

XQuik IIIの特徴

AccuCountテクノロジーによる高精度な計数

AccuCountテクノロジーは、XQuik IIIに搭載された高度な部品認識ソフトウェアです。0402サイズの微小チップ部品から大型のICパッケージまで、幅広いサイズの部品を99%以上の精度で自動認識し、手作業での数え間違いや計数ミスを防ぎます。

この技術は、部品の形状や配置に関わらず、正確な計数を実現するため、在庫管理の効率化や作業時間の短縮に貢献します。さらに、MESとの連携により、計数結果を即座にシステムに反映することも可能です。

自動化対応の柔軟なシステム連携

XQuik IIIは、自動化対応の柔軟なシステム連携機能を備えています。MES（製造実行システム）や在庫管理システムとのスムーズな統合が可能で、部品のバーコードを自動でスキャンし、計数結果を即座にデータベースへ反映。人的な入力ミスを削減し、リアルタイムでの在庫管理が実現します。

また、自動開閉シャッターやリールステージ昇降機能により、ロボットやコンベアを使用した自動検査ラインへの対応も容易です。

XQuik IIIの仕様イメージ

高精度と効率を両立する「XQuik III」

「XQuik III」は、VJ Electronix社が提供するX線コンポーネントカウンターです。迅速かつ正確な部品カウントを実現します。大規模な製造現場や在庫管理での効率化に貢献する装置であり、動画ではその精度と使いやすさ、操作手順が説明されています。

XQuik IIIの仕様

精度	99%以上
計測速度	10秒以内（4リール同時計測の場合）
同時計測可能数	7インチリール x 4本、15インチリール x 1本
チップ・リールの事前登録	自動バーコードスキャン対応
計測可能なリールのサイズ	7インチ、15インチ
寸法	幅1,000mm × 奥行1,080mm × 高さ2,340mm
重量	1,030kg

XQuik IIIと連携できるシステム

• 製造実行システム（MES）
• 企業の在庫管理システム

XQuik IIIの導入事例・お客様からの声

導入事例やお客様からの声は確認できませんでした。

XQuik IIIの販売元
シンアペックスの特徴

シンアペックスは、XQuik IIIを取り扱う企業として、以下の点で強みを持っています。

広範なネットワークによるサポート体制

シンアペックスは、香港、中国、シンガポール、マレーシア、フィリピンなど、アジア各国に拠点を持つ現地ディーラーとのネットワークを通じて、広範なサポート体制を提供しています。

このネットワークにより、各国で迅速な販売やサービス対応が可能です。XQuik IIIのような高精度機器の導入やアフターサービスにおいても、地域ごとに適切な支援をしています。

ニッチ市場向けの専門知識と技術力

シンアペックスは、ニッチ市場に向けた製品と技術力を強みにしています。電子産業向けの機器輸出入や装置開発において、他社にはない独自の装置を提供してきました。

基板実装や超音波金属接合といった専門的な分野において、精密なニーズに対応するソリューションを提案し、信頼を得ています。XQuik IIIのような装置の導入や運用もスムーズに行える体制を整えており、顧客の多様な要求に応えることが可能です。

XQuik IIIを扱っている代理店

• 協同電子工業