HAWKEYE2000/KnK

画像引用元:Knk（https://knk-kk.jp/product/parts-mgmt/product-52/）

HAWKEYE2000は、X線技術を活用したKnkの高精度のチップカウンターです。チップの精度管理や効率的な部品カウントに優れた機能を備えています。

ここでは、X線チップカウンター「HAWKEYE2000」の特徴を調査しまとめました。

HAWKEYE2000の特徴

正確かつ高速な計測

HAWKEYE2000は99.9%の精度で部品を正確にカウントでき、作業者による計測のバラつきを防ぎます。1リールのカウント時間は約6秒で、4リール同時でも同じく約6秒というスピードを誇ります。

さらに、リールの出し入れも約2秒とスムーズで、手動と比較すると約10倍の作業効率を実現します。^(※)在庫管理や棚卸作業の時間を削減し、コスト効率の向上に貢献します。

1時間半で習得できる簡単な操作

計測にあたって部品登録や設定は不要で、リールをセットしてボタンを押すだけのシンプルな操作です。その操作性は、今まで装置を触ったことのない方でも1時間半程度で習得できてしまうほど。

短時間で操作を習得でき、専任者を必要としないため、人員コストの削減にも役立ちます。

HAWKEYE2000の仕様イメージ

X線が人体に触れない引き出し構造

計測部は引き出し式になっています。一般的なボックス式の計測部があるカウンターと比較しても、X線が人体に触れることがない安全な設計です。計測自体は6秒、引き出しの出し入れを含めても8秒で完了するため、スピーディーな作業が実現します。

HAWKEYE2000の仕様

精度	99.9%
計測速度	4リールまで 約6秒（+ 出し入れ2秒）
同時計測可能数	4リール
チップ・リールの事前登録	不要
計測可能なリールのサイズ	180mm～380mm
寸法	幅900mm × 奥行1,310mm × 高さ1,940mm
重量	650kg

HAWKEYE2000と連携できるシステム

部材管理システム

HAWKEYE2000は、チップのカウント結果を確実に記録し、それを部材管理システムとスムーズに連携させることが可能です。標準で付属する外付けバーコードスキャナーにより、カウント作業後には「作業日時」「部品名」「カウント数量」などのデータが自動で日付別に蓄積されます。これにより、手動での入力ミスを防ぎ、記録の正確性が向上します。

蓄積されたデータはCSVなど任意のフォーマットで出力することができ、既存の部材管理システムへの取り込みが容易になります。特別な中間ソフトウェアや手作業による変換を必要とせず、現場のデジタル化を一層促進します。これにより、入出庫管理や在庫のリアルタイム把握、トレーサビリティの確保といった部材管理における課題を根本から改善します。

また、こうしたデータ連携は、部品の使用履歴や在庫情報をシステム側で即時反映させることにもつながり、管理者が常に最新の状況を把握できる環境を構築することが可能です。

ラベルプリンター

HAWKEYE2000は、標準で外付けラベルプリンター（ZEBRA ZD 230）を装備しており、計測結果を即座に印字・出力する機能を備えています。この機能により、ラベルの手書きや転記といった作業が不要となり、現場での作業工数を大幅に削減できます。

また、４リール有無センサー（ポカヨケ防止機能）との連携により、正しいリールがセットされていることを自動で確認し、確認済みのラベルのみを発行します。これにより、ラベルの貼り間違いといった人的ミスを防止でき、作業の品質向上に貢献します。

発行されるラベルには、チップが格納されていたエリアの識別情報や、残数、カウント日時など、管理に必要な項目が明記されており、現場でのトレーサビリティが格段に向上します。ラベルフォーマットは現場ごとの運用に合わせて自由にカスタマイズ可能で、既存の業務フローにも柔軟に対応できます。

このように、HAWKEYE2000とラベルプリンターの連携により、単なるカウント機としての役割にとどまらず、現場全体の運用効率や精度の向上を実現します。

HAWKEYE2000の導入事例・お客様からの声

操作が簡単

誰でも簡単に使えるので専任者を置く必要がなく助かっています。

引用元：Knk公式【PDF】(https://knk-kk.jp/wp-content/uploads/2024/02/3.X線チップカウンターHAWKEYE2000_ver.2024.02-1.pdf)

3人のコストカットを実現

棚卸が楽になり、3人のコストカットが出来ました。予定ではあと2台欲しい・・・。

引用元：Knk公式【PDF】(https://knk-kk.jp/wp-content/uploads/2024/02/3.X線チップカウンターHAWKEYE2000_ver.2024.02-1.pdf)

2,000本／日のカウント・管理も容易に

毎日2000本リールをX線チップカウンターで計測
計測結果をCSVで出力し在庫管理が容易になった

引用元：Knk公式【PDF】(https://knk-kk.jp/wp-content/uploads/2024/02/3.X線チップカウンターHAWKEYE2000_ver.2024.02-1.pdf)

HAWKEYE2000を導入している会社

• 株式会社和光電子

参照元:株式会社和光電子公式(http://www.wako-denshi.co.jp/recent/新しい設備を導入しました-4/)

HAWKEYE2000の販売元「Knk」の特徴

迅速なサポート対応

Knkは埼玉と中部にサポート拠点を設置しており、全国どこからでもサポートが受けられます。初期導入時にはWiFi機器の無料貸し出しも行っており、スムーズな導入をサポート。遠隔操作によるトラブルシューティングが可能です。迅速に対応できるため、装置のダウンタイムを最小限に抑えます。

定期アップデート

HAWKEYE2000のユーザーに対して、定期的なソフトウェアのアップデートを提供しています。操作性の向上や最新の部材管理システムとの連携強化が図られ、ユーザーの作業効率をサポート。アップデートの通知は適時に行われ、顧客は定期的に新しい環境で装置を運用できるため、長期的な利用が可能です。

Knkの基本情報

会社名	KnK株式会社
所在地	千葉県千葉市中央区栄町 42-11 ⽇本企業会館106号室
電話番号	043-307-7821
公式HP	https://knk-kk.jp/

HAWKEYE2000を扱っている代理店

• メイショウ
• 浦和電研
• 東京電資
• 東機通商
• ウッドベル